FLOW
CASUAL
“カジュアル面談”
―― それは、奇跡の
加護を受けし出会い。
我が名はハマノーン。ブラック企業の社長だ。この混沌とした無慈悲な世界で、画面越しとはいえ、100年に一度の奇跡の出会いが訪れるかもしれない。とりあえず、我が社が何をやっていて、何を目指すのか、聞くだけ聞いてみて欲しい。まずは、カジュアル面談で、どうかお知り合いに、なりませんか?
※カジュアル面談は、人事の女性が担当するので、どうかご安心ください。
“宴”
――同じ釜の飯と腹の内をつつく会。
お互いに、もうちょっと話をしてみたいなと思ってたら、1000年に一度の奇跡の出会いを祝福した”宴”に参加してみないか?これは強制ではなく希望者のみの飲み会、、、じゃなかった”宴”なので、無理して参加する必要はない。カジュアル面談のみで入社を決めてくれる社員、、、じゃなかった”社畜”も3割くらいは存在している。とにかく悩むくらいなら、一緒に美味しいご飯でも食べないか?
“同居も可”
――お知り合い。飯を食らい。
そして、住まう。
お互いに意気投合したら、我が居城に住む事も可能だ。ここには数名の社員が共同生活を送っておる。地方から上京する者。夜な夜な仕事をする者。ひたすらにニャンコを愛でる者。住んでしまえば、取り繕うのは困難を極める。入社前に住んで、我々をより詳しく知りたいという選択肢を取ることも可能だ。ちなみに、過去に入社して、2ヶ月住んで退社するという悲しい事例もあった。まあ、なんだ。長い人生、会社に住むのも悪くないじゃないか。これこそ1000000000年に一度の奇跡の出会いと言っても過言ではないと思うんだ。
NO PAIN, NO GAIN.