デザイン

デザインあれこれ! 99%合格率の色彩検定講座・その2

デザインあれこれ! 99%合格率の色彩検定講座・その2

bannermisaki




毎週火曜日コラム 【デザイン基本論】No.006

こんにちは!
火曜日【デザイン基本論】の担当・ガイシュンです。
先週の続き、『色彩検定』の特訓講座を行いたいと思います。今週のポイントはトーンと配色です。

「原色」・「混色」

de002
色は原色と混色、2種類に分けられています。まず、「原色(Primary Color)」の定義は「混合しても得られない独立した色」のことです。原色の定義は使う場面により違います。例えば、パソコンやテレビのモニターの原色は「色光の3原色」と呼ばれ、「赤」・「緑」・「青」の3色が原色です。しかし、印刷物の世界の原色は「シアン」・「マゼンタ」・「イエロー」で、この3色のことは「色料の3原色」であります。

原色の対義語は「混色」で、つまり混ぜて使う色のことです。上に述べた「色光の3原色」の例で説明すれば、「赤」と「青」を混ぜたら「マゼンタ」になります。そして知らなければいけない基本の原色モデルは以下の二つです:

色光の3原色

de003-1
「赤(レッド)」・「緑(グリーン)」・「青(ブルー)」の3色が原色です。RGBカラーモデルとも知られています。
混色方法は「加法混色」で、混色すると色が少なくなって、彩度が減りますが明度が上がります。3原色を混ぜると白色になります。パソコンのモニターやデジタルカメラなど、発色原理は加法混色の例です。

・「レッド」+「グリーン」=「イエロー」
・「ブルー」+「グリーン」=「シアン」
・「レッド」+「ブルー」=「マゼンタ」
・「レッド」+「グリーン」+「ブルー」=「ホワイト」

色料の3原色

de001
印刷物、美術の世界は色料の3原色で色を表現します。原色の「シアン」・「マゼンタ」・「イエロー」、そして「ブラック」を含めてCMYKモデルと呼ばれています。
混色すると光が減算されて、暗くなります。「シアン」・「マゼンタ」・「イエロー」を混ぜて最終的に極める濃い墨色になり、この混色方法は「減法混色」です。原色の3色は混ぜても黒色にならないので、これはなぜCMYKモデルが「ブラック」を追加される訳です。もし読者は興味があれば、家庭用プリンターで「ブラック」100%と、「シアン」100%・「マゼンタ」100%・「イエロー」100%で2パターンを印刷して比べたら、それらの違いが分かると思います。

・「シアン」+「マゼンタ」=「ブルー」
・「イエロー」+「マゼンタ」=「レッド」
・「シアン」+「イエロー」=「グリーン」
・「シアン」+「マゼンタ」+「イエロー」=「グレー」

他は例えば「へーリングの心理の4原色」、「ゲーテの3原色」などの原色定義もあります。

他の混色

de004
「加法混色」と「減法混色」以外、「中間混色」という混色方法があります。中間混色は加法混色の一種で、色の明るさが平均されるので中間混色と呼ばれます。例えば「継時混色」は、扇形の2色に塗り分けた円盤を、1秒間に30回以上の速度で回転させることで混色を作る方法です。また「並置混色」は、例えば縦系と横系が異なる色の編み物を遠く見ると混色に見えます。これは空間にかかる混色技巧です。

トーン

「トーン」というのは、色の調色です。明度、彩度の変化により、様々なトーンが生成できます。
同じ色といっても、トーンを変えるだけで違う印象が表せます。しかし色相が不変であれば、トーンを変えても感情効果は共通です。以下PCCSの基本トーンを説明させていただきます。

pccs
ビビット(v) トーンの中で一番彩度が高いトーンで、唯一の純色(pure color)色調です。
ブライト(b) 高彩度かつ明清色調のトーンで、あかるい雰囲気を表します。
ストロング(s) 高彩度かつ中間色調のトーンで、さえた印象はビビットよりやや劣ります。
ディープ(dp) 高彩度かつ暗清色調のトーンです。暗くて濃く、個人的に一番好きなトーンです。
ライト(lt) 中彩度かつ明清色調で、渋さと明るさの両方を保つトーンです。
ソフト(sf) 中彩度かつ中間色調で、ぼんやりしたトーンです。
ダル(d) ソフトと同じ中彩度かつ中間色調ですが、ソフトよりさらにくすんだトーンです。
ダーク(dk) 中彩度かつ暗清色調のトーンで、円熟味が出ています。
ペール(p) 低彩度かつ明清色調のペールトーンは浅くて軽いです。赤ちゃん用品によく見られる色です。
ライトグレイッシュ(ltg) 低彩度かつ中間色調のライトグレイッシュのトーンカラーは落ち着きます。
グレイッシュ(g) 低彩度かつ中間色調で、地味さと濁ったイメージはこのトーンの最大特徴です。
ダークグレイッシュ(dkg) 低彩度かつ暗清色調の結果として、最も陰気の重いトーンであります。
ホワイト(w) 無彩色の最も明るい色で、純潔・清潔的なイメージをします。
グレー(gy) ホワイトでもないブラックでもない無彩色のことで、オシャレさを感じる色です。
ブラック(bk) ホワイトの反対で、フォーマルなイメージ以外、高級感が引き出せる色です。

どうでしょうか。
トーンを分かったら、配色の幅も広くなります。
来週は色の効果と基本の配色技法を続けて説明しようと思います。プロデザイナーでなくても、色の効果だけで伝える作品が作れます!それでは、次回もよろしくお願いいたします!

友達にも社畜を教えよう

fresh-baner

Return Top