コンサル

Asahi・KIRIN・サッポロビールを企画戦略分析!Part.5

bannermisaki

Asahi・KIRIN・サッポロビールを企画戦略分析!Part.5



伊藤瑛美里 知的

毎週水曜日は企業分析コーナーです。本日は牛久が担当致します。

こんにちは!
今回はサッポロビールの分析を行なっていきます。
まずは業績から見ていきます!

consul-40-2-1



業績

下記の表がサッポロビールの4年間の業績になります。
単位は100万円となっています。

consul-40-gyoseki

サッポロビールはAsahiやKIRINなどと比べると全ての数値が1桁低くなっています。

2010年から2011年にかけてサッポロビールは純利益が急激に低くなっていますが
2011年から2013年までは順調に純利益をあげています。

戦略が成功しているんですね!

僕は非常に有名なイメージを持っていたのでここまで差がついていることが
ものすごく意外でした!

同じビール業界で名前はどちらも知らない人はいないというくらいなのに
差がつくなんて・・・
ビジネスの世界の奥の深さがでてますね!

伊藤瑛美里 四季報



戦略

ここ数年純利益を順当に伸ばしているサッポロビールは
2008年サントリーに売り上げを越えられ、業界の4位になって以来
サッポロビールは起死回生のための策を探していました。

そこで業界の禁じ手とされていたプライベートブランド・ビールを発売し始めました。
禁じ手となっていたのは大企業による寡占のビール業界は
「小売りの下請けにはならない」と意地を見せていたからです。

この禁じ手に手を出した理由としては2つあり

1つはビール市場の縮小です。
国内ビール類市場は、1994年の5億7300万ケースをピークに下降し
11年には4億4200万ケースとなってしまっています。

2つ目はシェアの低下です。
「YEBISU」は正月、お盆などの場面では強い商品です。
ですが最近では「ザ・プレミアム・モルツ」にその強みも奪われてきています。
そのため、サッポロのシェアは94年の18.2%から11年には11.6%と6.6%も低下してしまいました。

この2つの理由によって自社ブランドが毀損されるリスクを背負ってでも、
セブン&アイ・ホールディングスとプライベートブランド・ビールを共同開発することにしました。

「YEBISU」、「琥珀ヱビス」と「ヱビス・プレミアムブラック」は現在ブランドの3枚看板ですが、
5月に『ヱビス・プレミアムブラック』はリニューアルし、
黒ビールブランドの王座を狙っています。

また、「琥珀エビス」もコクや深見を高め、9月2日から期間限定で発売し
リピーターへ購入意欲を促進させ、売り上げ向上を狙っています。

CM以外様々な飲み方の提案や売り場で顧客とのコミュニケーションなど、
テレビ以外他の顧客との接点も積極的に探しています。
以下の海外限定CM『Legendary Beer』から見ると、
「日本」というイメージと一緒に売り出す意図が分かります。

海外で売り出す時に「日本」のイメージを意識していることも『サッポロ』の特徴と言えます。
イメージ戦略を利用し、
『日本=サッポロ』という印象を植え付け、
世界市場を開拓していく戦略で、
まだ海外では知名度の低い現在、ライバルより先手を取りました。

伊藤瑛美里 美し



まとめ

戦略ではプライベート・ブランド・ビールに関してと
CMから海外へのブランドイメージの構築ということに関してご紹介しました。

サッポロビールは他社よりも国内ビール市場でのシェアで4位と少し後れをとっているので
他社ではまだ行われていない、参入していないことへの行動が早いように思います。

そのことが功を奏しているのか
プレミアム・ビール市場では圧倒的なシェアを誇っています。

当たり前のことではありますが価格競争が始まった場合、そこだけで勝負をし続けるのではなく
新たな市場や新たな分野の商品を出していかなければいけません

セブンコードで行っている事業でもこれは同じことが言えると思います。

現在ビール市場全体は縮小していますがプレミアム・ビール市場と第3のビール市場が拡大されています。
その中でどれだけシェアを拡大できるかが、今後のサッポロビールの売り上げに関わってくるかと思います。

今回のモデルは伊藤瑛美里さんでした。
伊藤瑛美里さんのブログはこちら→★えみりぃ♡すまいる★

伊藤瑛美里and四季報

友達にも社畜を教えよう

fresh-baner

Return Top