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Asahi・KIRIN・サッポロビールを企画戦略分析!Part.1

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Asahi・KIRIN・サッポロビールを企画戦略分析!Part.1



こんにちは!
水曜日担当の牛久です。
今回からビール業界の分析になります。
分析する企業はAsahi・KIRIN・サッポロビールの3社です。

ビール業界1回目はAsahi(アサヒグループホールディングス株式会社)を分析していきます。
まずはAsahiの業績から見ていきます。

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業績

下記の表がAsahi(アサヒグループホールディングス株式会社)の5年間の業績になります。
単位は100万円となっています。

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この業績を見て強く印象として感じたのは他の企業と比べて数値が安定していることです。
普通は大企業でも純利益がマイナスになったり、極端に一時期だけ数値が下がったりすることが多くあります。

ですがAsahi(アサヒグループホールディングス株式会社)は2010年から2011年にかけて売上高だけ下がることはありましたが
他の数値に関しては下がっていません。
毎年少しずつ着実に数値を上げていってます。

売上高が1兆円を超えてもなお増収し続けている企業は探してもなかなかないのではないでしょうか?

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戦略

そんな増収を続けているAsahiでももちろん様々な戦略を立てています。
Asahiは「アサヒスーパードライ」を軸に数多くのヒット商品を出しており、ビール類で国内シェア1位に君臨しています。

その中でも発売5年で1億ケースもを突破した「クリアアサヒ」を使い、2013年に商品戦略として大きな一手を投じました。
それは「クリアアサヒ」のエクステンション商品「クリアアサヒ プライムリッチ」を出したことです!

エクステンションとはすでに成功しているブランド名を利用して新製品を新しいカテゴリーに投入すること。ブランド拡張。
ブランド拡張は、新規ブランド創造に比べ低コストで実現できるメリットがありますが、
この戦略が失敗した場合は同一ブランド名を持つすべての製品に影響を及ぼしてしまうため、
ブランド名からもたらされるイメージが新しい製品に適応するかどうかなど、慎重な調査、検証が必要となります。
~Weblio辞書引用~

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「クリアアサヒ」は「第3のビール」や「新ジャンル」と呼ばれるビール類商品の主力ブランドです。
なぜ大きな「クリアアサヒ」を投じることが大きな一手なのかというと
発売6年目を迎えたクリアアサヒが初めて「エクステンション商品」と呼ぶ派生商品を出したからです。

Asahiがクリアアサヒの派生商品を投入した背景には、先行事例がありました。
2012年、発売25年を迎えた「アサヒスーパードライ」で初めて投入したエクステンション商品
「アサヒスーパードライ -ドライブラック-」が成功を収めたことです。
ドライブラックは約300万ケースを販売しただけでなく、既存のスーパードライの市場をほぼ侵食しませんでした。

この戦略を行ったことによって13年の上半期の売上は増加し、酒類事業では上半期に22億円増収しました。

また、Asahiは広告でも大きな戦略を立てています。
6月のお中元商戦が始まると同時に、全体予算のかなりの量を集中的に投資します。
7月に入ると2度目のピークが来て、その後少しずつ予算を抑えていきました。

そんな中、お中元市場で一番の激戦区はプレミアムビール市場です。
「一番搾り」、「ザ・プレミアム・モルツ」、「YEBISU」など数多くのライバルが存在し
それらのシェア拡大を食い止めることは「Asahi」の最も大切な戦略の一つです。

ちなみに2013年には、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」は1761回のCMを夏に放送しました。
AsahiのCMは3610本放送していました。
そのうち「スーパードライ」は1586本でした。

もし、AsahiのCMを見てお中元の売上狙いね!と思ったらそれはチャンスです!
そこでAsahiの戦略に乗っかってやるか!と買うことで寛大な心の持ち主と証明できるんです!
こんなチャンスは滅多にないので逃さないで下さい!

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まとめ

今回は業績と戦略について分析しました。
そのことでブランドイメージと投資量についてわかりました。

築いてきたブランドをどう使うのか。いつ使うのか。ということがエクステンション商品の要となります。
また、エクステンション商品を出す上で大切なことは
エクステンションの基となるブランドが成功していなければならないこと。
そして、自社の他ブランドと市場の分断がしっかりできているかということです。

自社のブランド同市で利益を奪い合うとすかいらーくのように収益に大きく影響してしまいます。
そんなことは何のメリットにもなりません。

自社が絶対に利益をとる上で譲れないポイント。
いわゆる、かき入れ時には投資量を膨大に増やすべきだということです。
このことによってかき入れ時により多くの人に買ってもらうわけなので
この時期はこのブランドがいいといった、ブランドイメージを高めやすくなります。

セブンコードではまずブランドイメージをしっかりとつけ
そのあとにブランドイメージをつけた新しいものを提供していく。
といった手法をとることによってより利益を得やすくなるのではないかと思います。

また、他社には絶対負けられない。といったポイントや稼ぎ時などには大きく投資をすることで
投資以上のリターンを得られる可能性が高いのでそういったことが
社員同士で意見できるようにすることが少数精鋭で行っていくのであれば重要かと思いました。

本日のモデルさんは大和田美咲さんでした!

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