「さて・・今年も新卒採用が始まるなぁ。がんばってイイ子を取るぞお!!」
「今年はどういう戦略で行こうかな。去年は「ブラック企業へようこそ」のサイトで緒方君達にやられたからなぁ。何か違う方法を模索して。。。」
「社長!ひとつ言いたいことがあるのですが。」
「お、緒方くん!ちょうど探してたんだ!今年の採用を・・・」
「いえ、僕もそのことなんですが。」
「社長。まだ新卒採用を続けるつもりですか?」
「あたりまえじゃないか!会社を伸ばすためには・・・」
「これを見ていただきたいのですが。」
「新卒12名中、生存しているのは3名です。そしてその3名ともが虫の息です。」
「う・・・・・・・」
「それは失敗ではなくて、貴重な経験を積んだん・・・」
「ではこちらを次に見てください。」
「正直自分でも・・・ドン引きしました。」
「・・・ちがう・・・」
「確かに、それだけのお金はかかっているけど、採用した人間がお金を1円も産んでいないわけではないだろ」
「まあ、確かに社長の言うとおりです。では、どれくらい回収できたと思っています?」
「そりゃ~、、もちろん、全額回収。。。」
「全額回収はしていない。半分ちょいは、ちゃんと働いてお金を稼いでると思う」
「半分って!!いくらだと思っているんですか!!?}
「だいたい、いきなり採用して黒字になるっていう考えがおこがましんだよ。
みんながみんな採用して黒字を出してたら、世の企業は誰も困らんわ!!!
俺の社長仲間も言っていたぞ!三年目からやっと採用がわかってきたってな。」
・・・だいたい、2015卒のウッシーとかれらちゃんは優秀じゃないか」
「確かにうっしーとかれらちゃんは素晴らしいですよ。そして残ってくれている子ももちろんいます。」
「そうだろ?優秀だし、たくさん辞めていく先輩の姿をみても、セブンコードが好きだと言ってくれて入社してくれたんだからさ。スキルも大事だけど、会社を好きっていうのは何よりも一番重要な事だろ」
「でも、それはそれ。これはこれ。」
「自分も認めてるじゃないか!二人が優秀だって」
「えぇ。それは認めています。二人は優秀です。」
「だろう?あの二人はうちの会社が大好きで入ってきてくれたんだ!ふふふ!成功だ!」
「そうです。あの二人はうちの会社が好きだと言って入ってくれました。」
「でも・・・」
「でも・・・見てください!」
「半年経って・・・淀んで・・・死んだ魚のような目をしてきている二人を・・・」
「それだけでは、ありません。」
「・・・どうなってるんですか・・・」
「・・・何がだ?」
「5万歩譲って新卒の離職率は納得します。でも・・・・」
「なんで、幹部全員辞めるんですか・・・・・・っ!!!」
「・・・それは・・・第二創業期だから・・・」
「幹部は全員いねぇ!!!新卒も辞めまくり!!!マジで!!!どうするんですか!!!」
「そうか、緒方君がこんなに壊れていたとは知らなかった。」
「きっと幹部が辞めて行ったのも、新卒が続かないのも、本音で語り合えていないからだ。」
「もっと・・・本音で語り合おう・・・」
「緒方君!みんなと本音で語り合いたいよ!」
「聞いて来てくれないかな?」
「わかりました・・・どんな答えが返ってきても受け止めてくださいね・・・どんな答えでも・・・それが本音なのですから・・・」
●この後に
・本音の企画を社長が考えました。を見る⇒
・「その企画も無理だったら・・・・」を見る⇒
●他の社畜達のインタビューも見てみる。
・「新卒ウッシーに本音を聞いた結果・・・」を見る⇒
・「新卒かれちゃんに本音を聞いた結果・・・」を見る⇒
・「中途採用山Pに本音を聞いた結果・・・」を見る⇒
・「今年入社の新卒に本音を聞いた結果・・・」を見る⇒
・「セブンコード退職者に本音を聞いた結果・・・」を見る⇒
●もう社畜達は見てて辛いから、次の企画を見る。
・「大学辞めて入社したら100万円!!」を見る⇒
・「その企画も無理だったら・・・・」を見る⇒

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